- カム
独特の曲線がキャップを支えるバネの働きをしている。カム・スプリングとともに、カシャッ、カチン!というジッポーならではの開閉音を奏でる。形状は一度改良されている。
- カムリ・リベット
カムを側面から装填させるパーツ。固定してしまうと動かなくなるので、微妙な調整がなされている。
- フリント・ホイール
1946年に製品不良が発生したため、ジッポー社は半年間製造をストップ。当時30万ドルという破格の開発費をかけて、延べ73000回の発火を可能にした”世界最強のホイール”が生まれた。網の目状の刻み目もこの当時からで、それまでは一の時状だった。自社製造されているパーツの中でも、特に高いクオリティをもつ。華氏1700度で2時間半焼き付けたあと、油で冷やし、さらに華氏1700度で焼き、水で冷やして作られる。
- フリント・ホイール・リベット
ホイールを固定させる止め金のようなパーツ。
- ブラス・リキッド
普通はキャップと呼ばれているが、トップというのが正解。クローム仕上げのものが多いが、中身は0.027インチのブラス(真鍮)製。錆びない、適度な硬さ、加工しやすさ、メッキしやすいという真鍮の利点が創業以来活かされている。
- 防風ガード
灯火を覆うインサイド・ユニットの一部。全部で16の風穴(通気口)を持つ。最初は片側7個で、現在の8個になったのは1947年から。構造としては原始的でありながら確実性は高く、1979年に実施された耐風実験では時速32マイル(風速14.2メートル)の耐風性を記録。燃焼度と耐風力の両方に効果を発揮している。
- ヒンジ
ニッケルシルバー製でケースの上部(トップ)と下部(ボトム)をつなぐ。初めは外側に付けられていたが、内側に収められるようになった。時代によって3連、4連、5連といった具合に形状が異なる。
- ヒンジ・ピン
上部と下部それぞれの内部に電気溶接で付けられたヒンジを連結されるために用いられる。
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ボトム(底)
ジッポのロボマークや点や斜線による製造年コードが型押しされている。そのデザインで、いつ作られたものか判るようになっている。
- ブラス・ボトム・ケース
トップ同様、0.027インチのブラス(真鍮)製。通常、ボトムと呼ばれている。このボトム・ケース(ボトム)とリッド(トップ)を合わせてケースという。クロームメッキされたケース上に、企業のロゴや観光地の景色、また軍隊のエンブレムなど、雑多な種類のモチーフが描かれることで、ジッポは道具であると同時にキャンパスや宣伝媒体になった。